米国入国の際の I-94 Arrival/Departure Recordの自動化について


2013年3月26日

米国入国の際の I-94 Arrival/Departure Recordの自動化について、重要なお知らせがございますので回覧申し上げます。

The U.S. Customs and Boarder Protection (“CBP”) は、外国人がビザを使って米国に入国する際に記入しているForm I-94 (Arrival/Departure Record) の記入・提出をコンピュータ上で行うよう自動化し、今後は従来のForm I-94の用紙に記入して提出し、保管・返却するという手続きは行わないことにする旨の発表をいたしました。(ただし陸路による入国は従来どおり。)

本日2013年 3月27日付けにてFederal Register(連邦政府の官報)に掲載されました。
https://www.federalregister.gov/articles/2013/03/27/2013-06974/definition-of-form-i-94-to-include-electronic-format
 
これに関し、本日、連邦移民局(USCIS)からもこちらのようなニュース・リリース(PDFファイル)が発表されています。各空港によって対応が変わる可能性はありますが、原則としてこの新規則の発効日は2013年4月26日になります。4月26日以降は、出発地の空港で航空会社が米国政府に送る搭乗者情報のデータに基づき、入国審査官が入国審査を行うことになります。

今後は、パスポートに押される入国スタンプのそばにビザの種類や滞在期限が書き込まれることになるはずですが、最初のうちは混乱も予想されますので、ビザを持つ駐在員によくご説明をお願いいたします。なお、入国後、Social Security Numberや運転免許書申請等のために、紙のI-94が必要な場合やI-94の番号が必要な場合は、CBPのWebsiteにアクセスしてプリントすることになります。このサイトは、4月26日から稼動することになっております。(http://www.cbp.gov/i94)

今回のお知らせは、オグルツリー・ディーキンス法律事務所 インディアナポリス事務所 本間道治弁護士より頂戴いたしました。


インディアナ日米協会